2014/8/2 インセイン

  • GM:閑話時点(代筆:するめ)

「暑い夏には怖い話で涼しくなろうか」
ということでインセイン立卓。軽く説明すると、某冒険企画局のサイコロフィクションシリーズ*1の一作品で、マルチジャンルなホラーが楽しめるTRPGです。
今回はweb上で公開されているシナリオをプレイしたので詳細は伏せますが、PCの裏ハンドアウトがなかなかに強烈でした。
〜PC紹介〜
PC1:竹内 豊(タケウチ ユタカ) 33歳/男
車が故障してひょんな館に辿り着いたフリーのカメラマン。喉ひっかいたりとかはしないよ。メディアを追求する仕事熱心なパパラッチカメラマンではあるが、自分が被写体になるのはNo thank youとのこと(恐怖心:カメラ)
PC2:篁 時枝(タカムラ トキエ) 34歳/女
そのひょんな館の主人をやってる女性。未亡人属性持ちで、今は亡き夫のことを思ういい女、のはず。得意の民俗学でお守り*2を量産していた...それ呪術の類とか入ってませんよね?
PC3:山ノ辺 蒼(ヤマノベ ソウ) 19歳/男
ひょんな館に前々から泊まっていた客人で、祖父の後を追って医学に励む大学生。リアル妖怪イチタリナイに襲われて回避力は残念なことになったものの、用意していた鎮痛剤*3で脅威のタフネスを見せつけていた。
PC4:市松 悦子(イチマツ エツコ) 42歳/女
PC2の使用人で、家政婦はミタ系な立ち回りの人。ゴミ出しに薬品管理と色々できるが味覚オンチ。戦闘では謎の薬品*4を相手にぶっかけて攻撃する。滅茶苦茶高い火力を叩き出したメインアタッカー(?)。
〜ハイライト〜
オープニングシーンが終了し、裏のハンドアウトを恐る恐る覗くPL達。
 「!?」 「エ゛ッ!!」 「(笑うしかない)」
大体がこんなリアクションでした。シナリオを現地で読み始めたGMも同じような反応だった模様。
秘密を探ろうとするPC1、ひたすらお守りを作るPC2、感情を結んで情報共有を狙うPC3、目星*5で情報をこっそり得るPC4。
そして秘密が暴かれると、再び驚きと笑いに包まれるPL達。
最後のクライマックスでは2人のPCが犠牲となり、事件の真実は闇に葬られたままエンディングへ。
いわゆるBAD ENDではありますが、かなりホラーっぽい結末を辿ったのでこれもまた良し。


各地にそれっぽさを漂わせる演出が散りばめられていて、雰囲気の楽しめるシナリオでした。あと裏ハンドアウトが強烈すぎた。
今度また新入生向けに同じシナリオが立つかもしれないとのことなので、その時は是非。

*1:シノビガミとか某キルデスビジネスとか某マギカロギアとか某艦これとか

*2:他人のダイスを振り直しさせるアイテム

*3:生命力か正気度を1回復するアイテム

*4:硫酸。相手は死ぬ。

*5:シーンに登場していなくても、判定に成功すれば他者が開示した情報を自分も見れる特技