2014/8/30 夜話

GM:閑話時点
(代筆:するめ)
現代の日本に住む生活者となって、迫りくる様々な事件を解決していくTRPG
かのファミリーズ!を制作したサークルさんの新作です。ファミリーズ同様にPL側にゴールデンルールが適応されており、PL側の起こした設定が事実としてフィックスされていきます。
あとはわかるな。
〜PC紹介〜
PC名はコードネーム、通り名です。本名はご想像にお任せします。
PC1:山中先生(ケイオス)
この街の学校に勤める先生。カウンセリングが得意な保健の先生で、教え子を多数輩出してきた。なんでもその正体は土地神様で、100年も同じ学校に勤務してきたとか。最終的に他PCやNPCもまとめて彼の教え子という設定が生えていた。
PC2:マスクド=タイガー(ケイオス)
レスラーにして政治家。頭のトラは被り物...ではなく、本物のトラである。異世界民。若い頃は高校生探偵だったが、謎の薬を飲まされて体が幼児化したりと、割と壮絶な過去を持っている。体を張って事件の解決に努めるいい人で、住民からの支持も厚い。
PC3:剛田タケシ(リアル)
この呼び名、そして親が八百屋経営という既視感満載の人。八百屋の手伝いにうんざりしており、現在は医者を目指して勉強中。その一方で将来惚れている人と一緒に八百屋経営したいと考えているあたり、やっぱり八百屋が好きなのかもしれない。
PC4:リチャード酒井(リアル)
とある劇団の一員で、モテたいという願望を執念でモテるという事実に変えた男。魅惑のボイス付き。異性に対して判定が強化される能力を持っていたがために、性別不詳*1の人が出るたびに女性設定をフィックスさせようとしていた。

このシステムではPCを作る際にROCでアビリティ(初期設定)を取得するのですが、その時に取得したものによって「リアル」「スーパー」「ケイオス」という3段階の割り当てがされます。
リアルは一般人、スーパーは能力者、ケイオスは人外レベル・異世界人といった感じで、後者に行くにしたがってトンデモなことができる...というより、トンデモなことをしなくてはなりません。(PC2に名探偵コ○ンみたいな設定が生えたのもこれが原因)
そんなわけで土地神と異世界人と一般人2人が街で起こる事件を解決するため奔走しました。クライマックスの戦闘(社会戦)では「シーン数が足りない!」という悲鳴が聞こえたものの、偶然持ち合わせていた能力がうまく起動し、「この問題なんてちっぽけなものさ」的な一言を発して全解決*2。これでいいのか!?
PCに最初から超人設定が付与されることがあるため、ファミリーズ以上にカオスな展開にもなりえそうですし、逆に全員リアルにしてストイックな事件解決シナリオなどを楽しむこともできそうですね。
そのうち某カオスフレアみたいに何でも再現できてしまうのではないのでしょうか

*1:「男性/女性である」的なフィックスが書かれていなければ性別は不確定事項。実は初期状態のPCも同じ理由で性別不詳という

*2:社会戦では、相手よりも「規模」が大きければ強制勝利する。偶然「規模」を大きくする能力を持っていたPCがいたため、能力を使って強制勝利を収めたのであった