第1話 出会い そして始まる 後編

どうも梟です

5/22(火)21:00からキャンペーン第1-2話始まるよ〜 ヾ(*´∀`*)ノ

前回は道中戦闘が長引いて(主に凶悪なGMダイスによってゴブリンCががんばったため)
導入ということもあってシーン制で進めたしね(∀`*ゞ)
1回で終わらなかったので。今回に続いちゃいました(´・ω・`)
今回は、簡単なダンジョンハックと戦闘で短めのお話にする予定!
 
          プロローグ2
それから20年ほどの時が過ぎた帝都ルキスラ
そこにあるさびれた酒場
20年前は味わいのあると表現することができたその酒場も
今となっては古びたとしか表現できない風貌となってしまっている
集まっている客達は全員白髪交じりで、いつも通りの談笑に花を咲かせている
マスターも曇ったグラスを永遠と磨きながら、その日常に溶け込んでいる

1人のグラスランナーの少女が店に入ってくる
店のいたものは目を見張る
どこかで見たことがあるグラスランナーだったからだ
しかし、いくら記憶を掘り下げても、それが誰なのかは思い出せない
グラスランナーはといえば、そんな客たちの様子を気に留める様子もなく
カウンターに飛び乗るとパープを奏でながら彼女は歌いだす
時を超えて引き継がれし英雄譚の続きを
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
はじまりは 別々に
しかし 彼らは集まる
春を告げる祭りに
剣の封されし 村へと
1人は 村人  祭りの成功を祈るもの
1人は 蛮族  寝返りて祭りの村を守るもの
3人は 旅人  祭りのにぎわいに寄せられしものたち
 
祭りの準備は滞りなく
誰もが その成功を疑わなかった
しかし それは 打ち破られる
蛮族の襲来 その一言で
 
祭りは 戦場となる
女たちの悲鳴 死が少しでも、遠くへいるようにと
男たちの怒声 大事なものを守るために
子供の泣き声 失うことの恐怖を前に
蛮族共の歓声 すべてを奪う喜びに
 
祭りは 戦場となる
農具は 武器となり
材木は 盾となり
住居は 砦となり
村人は 兵士となる
 
祭りは 戦場となる
大地は 血で湿り
大気は 燃え上がった火で 熱を持つ
人々は 人形のように倒れこむ
 
その時 彼らは立ち上がる
己が命を守るためか
大切なものを守るためか
かつて見た惨劇を再び引き起こさないようにするためか
 
彼らの活躍よって 蛮族は
剣のきらめきを失い
切られ 射抜かれ 焼かれ
地に倒れていく
人々は 彼らを見て 希望を取り戻す
 
そんな中
一匹の蛮族が森へと走り去る
剣の封印されし場所に向かって
彼らは、急ぎ追いかける
 
急げ これは ただの 襲撃ではない 
急げ これは ただの 襲撃ではない 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

酒場には先ほどの談笑の声は一切ない
皆が グラスランナーが歌うことに すべての神経を傾けている
グラスランナーは、相も変わらず、気にも留めずに 歌を続ける・・・・・